確かな実力と端正なお顔立ちでドラマや映画にひっぱりだこの大人気俳優、高橋一生さん!
面白い作品にたくさん出演されてらっしゃいますが、今回はドラマに限定しておススメドラマをご紹介したいと思います。
まずはNHKで2020年と2021年の年末に放送された「岸辺露伴は動かない」。
原作は荒木飛呂彦さんの漫画で、「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」第4部に出てくる人気キャラクター・岸辺露伴のスピンオフ作品です。
漫画家の岸辺露伴が、さまざまな不可思議な現象に巻き込まれていくホラーミステリーなんですが、高橋一生さんは主人公の岸辺露伴を演じています。
正直、この岸辺露伴は高橋一生さんにしかできない役なんじゃないかと思うくらい素晴らしかったです。
というのも、岸辺露伴自体がかなりトリッキーな役どころで、偏屈で皮肉屋なうえに、特殊能力「ヘヴンズドア」を使って、人間を本にしてしまうというかなり漫画的なキャラクター。
私は原作も好きなので、実写化されると聞いてかなり不安だったんですけど、高橋一生さんが岸辺露伴にリアリティを与えていて、共演者の方々も世界観にハマっていて最高でした。
特に森山未來さんが登場する第2話の「くしゃがら」は必見ですよ。
つづいて、2018年のフジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」。
簡単に言ってしまうと変わり者の大学講師が周囲の人に影響を与えていく話なんですけど、セリフが深くて色んな気づきを与えてくれたドラマです。
高橋一生さん演じる主人公の相河一輝は、興味があることに夢中になって遅刻はしょっちゅう、理屈っぽくて相手をイライラさせることも多いんですけど、独自の視点を持っていて、学生や周囲の人の悩みを解きほぐしてしまうんです。
この役も高橋一生さんならではの説得力があって、他の人だったらもっとイヤミだったんじゃないかなと思いますね。
自分の偏見や固まった価値観をいい意味で壊してくれる、大好きなドラマです。
個人的にぜひ見て欲しいおススメ作品をご紹介してきましたが、お時間のある時にでも見ていただけたら嬉しいです。